《MUMEI》

リュークはパタンとデスノートを閉じると――…



リューク「クククク……まあ、お前にデスノートを渡したこと自体、暇つぶしの冗談みたいなもんだからなぁ…。」



…と、不敵に笑っていたわ。



しずか「…勘弁してよ…。」



必死に強がって言ってみるものの、私はもう少しのところで永遠の無に墜ちるとこだった事を実感すると、思わず震えがこみあげてきた。



その時、私は――…



“死神”にとって“キラ”という存在は、ただの冗談の産物でしかないと――…



…痛烈に思い知ったの――…。



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