《MUMEI》
恋愛感情
次の日の朝
また俺と江上は
職員室に呼ばれた。
今度は、遠足の写真の注文の会計を
やって欲しいとのことだった。
担任の話が終わり
職員室から出て
江上に話かける。
「一気にやるの大変だから
毎日放課後に少しずつやっていこうな。」
すると江上は
「うん。分かった・・・
次の授業の用意あるから
先行くね。」っと言って
走っていった。
その時、江上は
俺と目を合わせようとしなかった。
そして俺の中で
[遠足の時に目をそらされたの
あまり気にしてなかったけど
もしかして
俺を避けようとして
意図的に
したことなのか?]っという気持ちが芽生えてきた。
もしそうだとしたら何で??
俺が何かしたのか??
でも何を・・・・・??
俺が江上と口をきいたのは
遠足の前日だ。
俺が決心をした日。
あの日は、普通にいい感じだったし・・・・・
俺何かしたか??
避けられてしまうと
俺の決心がぐらぐらしだした。
俺の決心は、江上にとって
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
迷惑かもしれない。
でも、俺はそれでも・・・・・
でも、迷惑になるくらいなら・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
その日は、授業どころじゃなかった。
俺の頭の中は
江上のことばかりだった。
江上と2度目の出会いをした時よりも
江上のことでいっぱいだった。
避けられたぐらいで
こんなに不安になる自分に
正直驚いた。
でも、それは
・・・・・・・
・・・・・・・・・・
相手が江上だからだ。
その時初めて
俺の江上に対する気持ちが
恋愛感情であることを
知ったのだった。
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