《MUMEI》
Cold SASHIMI will be passionate...※R-18
【TIGER&BUNNY】
Cold SASHIMI will be passionate your love.
冷たい刺身はあなたの恋心を情熱的にする。

※甘酸っぱい桂正和感が出せればと思い書いてみました。
※折紙が女体化します。
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「お疲れ、この後一緒に食事でもどうだバニーちゃん」
「今日は僕、早く寝たいんです」
「んな冷たい事言わずによォ〜♪」
「しつこいですね、もー」

今日も仲良く帰って行くタイガー殿とバーナビー君を見送ると、僕も今日こそは言わなければと覚悟を決めるものの、やっぱりきっかけを言い出せずにいた。

「……はぁ」
「どうしたんだい、浮かない顔をしてどうしたんだい?」
「ぁ、キース殿///」

驚くほどタイミング良くエントランスに現れたキース殿が、ぼんやりと突っ立っていた僕に声をかけてくれた。

そりゃこんな所にぼんやり突っ立ってたら声も掛けてくれるだろう…ましてやキース殿なら尚更だ。

「ぁ…キース殿、あの…」
「何だい?」

もう外は真っ暗な夜だというのに、キース殿のスカイハイな笑顔が眩しかった。

あぁ、ダメだ…こんなにキラキラした人に見つめられると、話しかけたくても恐れ多くて話しかけられなくなって…心が折れそうになる。

僕にもタイガーさんのようにフランクに話しかけられる能力があればいいのにな。

「…ぁ///」

なかなか話しかけられなくてモジモジしている僕にキース殿の手が伸びてきて、頭をワシャワシャと撫でて僕の焦っていた気持ちを落ち着かせてくれた。

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