《MUMEI》

リューク「フハハハハ!…凄いじゃないか!」



リュークは大喜びで、増えたそばから林檎を口に放り込んでいったわ。



私は、そんな死神の食べっぷりを冷めた眼差しで見つめていたの。



でも私の目は、餌を貪り喰う家畜を見下すような眼差しだったと思う…。



やがて――…



しずか「もう、お腹一杯かしら?」



リューク「ああ、とりあえずもういいぞ。」――…ゲフゥ!



リュークが食べ切れなくなったところで、ストップ・ザ・バイバインをかけると、林檎の増殖は止まったの。

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