《MUMEI》 リュークはバイバインのボトルを物珍しげに眺めていたわ。 リューク「これは、なかなか面白い薬だな?」 しずか「…でしょ?(笑)」 私は床に散らばった林檎を拾いあげると、クーラーボックスに入れていった。 しずか「これでアナタにあげる林檎を幾らでも増やせるわよ。」 リューク「なるほど。ボックスの中身が少なくなったら、またコレで増やすんだな?」 しずか「そうよ。」 リューク「こんなふうにか?」 ――…チャ〜…! なんとリュークは、クーラーボックスの中に30個ほど入った林檎に、まんべんなく、たっぷりとバイバインを振りかけたの! 前へ |次へ |
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