《MUMEI》 バイバインで増やすための元手となる林檎は、一つあれば十分なのに、オジサンは次々と林檎を買い物袋に放り込んでゆく――…。 しずか「え?…でも私、そんなにいらないのに――…」 私は遠慮しようとしたけど――… 主人「そんな事言わないで。(笑) …オジさん、しずかちゃんみたいな可愛い常連さんには、いっぱいサービスしちゃうから。(笑) …さぁさぁ!(笑)」 オジサンはギラギラした眼で、私に媚を売るように、大量の林檎を押しつけるだけだった。 ――…うわっ!…うっとおしい! : : 前へ |次へ |
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