《MUMEI》
誤算とニアミス
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――…しずかの視線の先。



――…二人連れの男児の会話…。



出来杉「いいかい?……外を歩くときは、僕とキミは仲良しの友達同士なんだよ。


…そんなにオドオドしてると、まるで僕がキミを虐めてるみたいに見えるじゃないか。」



スネオ「は……はぃ…。」



端正な顔立ちをした一人の少年が咎めると、すぐ後ろをついて歩くもう一人の少年が弱々しく返事をした。



出来杉「シャキッとしろよ。」



スネオ「…はぃ……。」



二人の男児は、出来杉とスネオだった。

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