《MUMEI》

――…ドラミ君と武君が遭遇した上で、スネオの家の地下室に誘き寄せてからじゃないと、失敗する確率が高い!



――…なら……気づかれないうちに無視して立ち去るか…?



――…いや、それもダメだ…。僕がドラミ君を避けてるところをスネオ君に見せたら、彼はドラミに取り入って助けを求めるかもしれない。



学年一の秀才は、その頭脳に幾重ものシミュレーションを繰り広げていった。




やがて―――…



――…やはり…。これが一番ナチュラルだな…。



出来杉の頭脳は、一つの答えを弾きだした――…。

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