《MUMEI》 出来杉は、そんなスネオの危なっかしい言動に焦りを覚えた。 ―――…マズイ…。 ――…このままではスネオの口からボロが出るかもしれない…! 出来杉は、ドラミに悟られないよう、肘でスネオの背中を小突くと――… 出来杉「じゃ……僕らはこれで…。」 ドラミに軽く手を振り、スネオを従えるように立ち去ろうとした。 スネオ「――…?」 スネオは出来杉の後を追いながらも、ドラミの様子を窺うように1〜2度振り返った。 出来杉「(小声で)おぃ!…振り返るな!」 威圧的に咎められると、スネオは慌てて前を向き、出来杉の影のように付き従った…。 /\/\/\/\/\/\/\/ 前へ |次へ |
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