《MUMEI》

私の中に蘇る不快な思い出――…。



確信はなかったけど、私の記憶に思い当たる秘密道具の存在があったの。



―――…確か のび太さんは、あれと同じ機械をドラちゃんから借りて、私のお風呂を覗いたんじゃなかったかしら…?


(※単行本ドラえもん参照)



私は、おぼろ気な記憶に小首をかしげる…。



するとドラミちゃんは、遠ざかってゆく出来杉さん達の後ろ姿を見つめて呟いたの…。



ドラミ「――…本当は、こんなこと…したくないんだけど…。」



その呟きとドラミちゃんが次に取った行動が、その機械についての漠然とした記憶をより鮮明に思い出させたのよ――…!

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