《MUMEI》
標的とのコンタクト
やがてドラミちゃんは、スパイ衛星を出来杉さん達に気づかれなかった事に安堵しながら呟いたの――…



ドラミ「…こんな事して、ごめんなさい…。」



彼女は、二人をコソコソ監視する手段を用いたことに、後ろめたさを感じてたみたいだった。



ドラミ「でも……これで何か掴めればいいんだけど…。」



彼女は徐に、衛星からの送信映像を映し出すモニターを四次元ポケットから引っ張り出そうとしたの。



―――…マズイ…!


――…いま出来杉さん達の会話をドラミちゃんに聴かせる訳にはいかないわ!


――…時間を稼がなきゃ…!



しずか「あら……ドラミちゃん…。」



私は咄嗟に彼女の背後に駆け寄って声をかけたの!

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