《MUMEI》

野比家の悲報から間もない秋の日――……



大切な人達を失ったばかりのドラミちゃんは、まだ傷心も癒えていないようだったわ。



ドラミ「しずかさん――……」



彼女は私の姿を見つめてポツリと呟いたの。



秋風に枯葉が舞う街角で、ドラミちゃんと私が静かに対峙していた――…。



しずか「――…ドラミちゃん。


…少し話しましょうか?」



私は近くにある公園の方を指差して彼女を誘ったの。



ドラミ「―――…ええ…。」



彼女は小さく頷いて、私の後をついてきたわ…。



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