《MUMEI》 妹様御乱心 3カタッ。 「誰かいるの?」 扉の向こうの方に見つかってしまったようだ。 「……しまった」 丹輝は謝る事にし扉を開いた。 「盗み聞きしてすまなかった」 「あっ、お兄ちゃんだ!」 「へっ!?」 何の事だ!? 「ずっと窓から見てたよ、 お姉様に会っちゃ駄目って言われてたけど」 彼女は何だか嬉しそうだ。 「えっと君は…?」 「私はフランドール・スカーレット、 ねぇ、一緒に あ そ ぼ ?」 遊ぼ? ああ、遊んでほしいのか。 まぁ、暇潰しにもなるしいいか。 丹輝はそう思い、 「おっけー」 と答えてしまった。 前へ |次へ |
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