《MUMEI》

二人で歩いてる間、私から言葉を発することは無かったわ。



おそらく彼女には、私が傷心のドラミちゃんに、どんな言葉をかけたらいいのか迷ってる風に見える筈――…



そんな沈黙の時は、腹心達との会話に打って付けのタイミングだったわ。



私は彼女に気づかれないよう“テレパ椎”の殻を割り、中身を口に入れる…。



そして歩きながら瞑想したの――…。



しずか『出来杉さん、リューク…


…聞いてちょうだい…!』



/\/\/\/\/\/\/\/

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫