《MUMEI》 *出来杉『でも、その前にスネオ君を陥れるための時間がほしい…。 …30分か……15分でもいい。 …しずか君、公園でドラミ君を引き止めてほしいんだ。』 しずか『うふ…。任せておいて。 …できるだけドラミちゃんを足止めするわ…。(笑)』 でも私は出来杉さんの提案に頷いた後、ふとした懸念にさいなまれる――…。 しずか『あ……でも、ちょっと待って。』 それはまるで、合わないパズルのピースを填め込んだ時のような感覚にも似た懸念だった。 前へ |次へ |
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