《MUMEI》

*出来杉『でも、その前にスネオ君を陥れるための時間がほしい…。


…30分か……15分でもいい。


…しずか君、公園でドラミ君を引き止めてほしいんだ。』



しずか『うふ…。任せておいて。


…できるだけドラミちゃんを足止めするわ…。(笑)』



でも私は出来杉さんの提案に頷いた後、ふとした懸念にさいなまれる――…。



しずか『あ……でも、ちょっと待って。』



それはまるで、合わないパズルのピースを填め込んだ時のような感覚にも似た懸念だった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫