《MUMEI》 …こういうとこ、ほんとにめんどくさいな。 悔しいが、ほんとに綺麗な顔立ちだから許すけど…。 「…あーいか!」 「いきなり何よ」 「…超好き」 そう言って健太はいきなり私を抱きしめる。 …誰かに見られてたらどうすんのよ…。 なんて思ったけど、周りには誰もいなくて。 私たちの横にある水槽の中でただただ魚たちが泳いでるだけ。 「…こんなとこで何…」 「だって、愛香めちゃくちゃ可愛いんだもん。てか、何か柔らかい〜」 「…は?柔らかいって何が…」 「愛香の胸があたって…」 「今すぐ離れろ、馬鹿!」 急に恥ずかしくなってきた! そして、今日の夜のことを考えてしまう。 …どうしよう、今絶対に顔赤いんだけどっ…。 ちゃっかり紫の下着を持ってきた私。 もう私のがその気満々みたいでほんとにやだ〜…。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |