《MUMEI》

しばらくして、お母さんは帰っていった。

「……りぃくん、何してるかな?」

私は、そう呟いた。



一人は、さみしい。
でも、多分……一人ぼっちは、もっとさみしいんだろうなぁ。
だって、一人ぼっちは、ずっと一人だから……。



つづく。

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