《MUMEI》
―7―
「失礼だね、キミ達」

「そうだよ。そもそもサボろうなんて考える方が悪い! 名誉あるオカルト研究部の部員なら、ちゃんと部活動はしてもらわないと」

「逃げちゃダメだよぉ。かんちゃん、くぅちゃん」

「「好き好んでこの部活に入ったワケじゃないっ!」」

神無月と九曜の声が見事に重なった。

しかし依琉、榊、雛はアハハと軽く笑い飛ばした。

「何を今更〜」

「言ったってもう遅いよ」

「諦めた方が楽だよぉ」

「「うるさいっ!!」」

二人は涙目で叫んだ。

しかし深くため息をつき、肩をガックリ落とした。

二人ともどんなに抵抗しようとも、ムダなことだと分かっていた。

学校ぐるみで部員にされているのだ。それこそ転校でもしない限り、逃げられない。

…いや、逃げても追ってきそうだ。

特にこの三人が。

「…それで、今からミーティングなんですよね?」

諦めた様子の九曜は、自分の席に座った。

それが合図だったように、他の四人も改めてイスに座った。

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