《MUMEI》

美作家は留守だったので結局、木下家に四人と麻美で居間に集まって東●バナナを食べていた。


ごまのよりは好きだ。


「こっち涼しいね あー………」
 25歳の男が扇風機の前で何してるんだ。


七生も乙矢も居心地悪そうにしている。


「アイス買いに行ってくる。行くぞ二郎。」
 エエー、めんどくせ!こら、乙矢!服を引っ張るでない。


「俺も行くっ」
七生も俺の服を引っ張る。伸びる伸びる!



「バニラアイスがいいぃー…………」
扇風機の前から離れない太郎兄が羨ましい。雨降りそうだから外出たくなかったのに。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫