《MUMEI》
取り扱い説明書2
「できないのか?」

戸惑う彩矢に、霧島がすごんだ。
彩矢が何も応えず、霧島の顔色を伺っていると、霧島は再び鞭を手にした。

彩矢は、その行動に大きく首を振る。

「だったらやれ」

彩矢はベッドに座り、ゆっくりと足を開いた。
小刻みに震える白く、細い足を霧島が鞭打った。

「!!!……っあ…は」

さっきとは比べ物にならないその痛さに、彩矢は悲鳴も出ない。
苦痛に顔を歪ませ、吐息が漏れる。
そんな彩矢の姿に、霧島が笑う。

「なんだ、感じてるのか?」

彩矢は下唇を噛んで俯いた。

「足をもっと拡げろ」

霧島に言われるがまま、彩矢は足を拡げた。
大きく拡げられた足の間からは、彩矢の大事な部分が、見える。
霧島がその部分を鞭でなぞった。

「……っ!!」

「拡げただけで何もされないとでも思ったか?」

彩矢が恐怖に顔を歪めた。

「今から不良品じゃないか確かめてやるよ」

そう言うと、霧島は彩矢の開かれた足の間に座った。

「……なんだ…やっぱりおまえマゾか?あんなに泣いてたくせに…」

そう言って笑う霧島の言葉が理解できず、彩矢は不安気な表情で霧島を見た。
霧島はそんな彩矢を無視して、両手で秘部を拡げた。

「こんな目に遭ってこんな濡らす変態女、そうそういないぞ?今も見られて興奮してんのか?」

霧島の言葉に彩矢の顔が、熱くなる。

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