《MUMEI》
事の発端・・・(ラビが語る事件の発端)
2月13日 午後11時30分                                                                                                                                                 

ぐぎゅるるるるるるるるるるるるるるるる〜                                                                                                                                        

「うっ!!!腹減ったさ〜・・・」                                                                                                                                            
と、空腹に耐えられなかったオレの腹は盛大に鳴り響いた。

「も、もうがまんできな、い」

そんなことを考え、すぐさま食堂へと・・・・・・・行けなかった。 

__________シクシク________リナリー______________________________________しくしく・・・・・・・・


そう・・・・・、オレの目的地である食堂の目の前で泣いているシスコンが・・・・

いや、変態が・・・・

いやいや、コムイが

思いっきりオレを見つめていた・・・・。(かまってちゃんオーラを出しながら)

とりあえずそのコムイを無視して食堂に行こうとするが通してくれない。(うぜぇ)

なので、かなり聞くのをためらいながらもコムイに何をしてるか聞いてみた。

「ど、どうしたんさ?コムイ????」

そう声をかけると、コムイは待ってましたといわんばかりにオレの方へと突っ込んできた・・・・・・。

「ラビ君!!聞いてくれ!!!!
 
 リナリーが・・・・・・・・・リナリーが・・・・・・wgrvDbwrkhげwるgっはbhdg??!」

「!?

 コムイ落ち付けさ!!!!!!」

ホント何言ってるかわからない。

このコムイが言ってることは、リナリーに何かがあったことと、相当パニクッてることしかわからない・・。

_______1分後_______

何かをぶつぶつ言った後、ようやくコムイが喋り始めた。

「ラビ君!!」

「な、なんさ!?」

コムイがあまりにものすごいオーラを発していたのでオレは少し気圧された。

「ラビ君!!明日は何月何日だい!?」

「に、2月14日・・・・」

「では、明日は何の日!?」

「ば、バレンタインデーさ???」

<バレンタインデー>その言葉をきいたコムイは、わなわなしたり、いきなり泣き出したりよくわからないことばかりしはじめた。

それらの行動に疑問を持ったオレはコムイに聞いてみた。

そうしたら、コムイからあり得ない答えが返ってきた・・。

「うぅ・・・・・・・・・・・・。

 実は、リナリーの本命はアレン君だって!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

「はぁ!?」

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