《MUMEI》 *出来杉『リューク……ご苦労だったね…。(笑) …悪いけど、もう少し上空から皆の動きを見張ってくれ…。』 出来杉は、武との接触を図るポイントへ歩きながら、死神の労をねぎらった。 *リューク『あぁ、構わんさ……。クククク…。』 リュークは、秋空で漆黒の翼をはためかせて笑っていた。 キラの協力者の二人は、そこでテレパシー交信を終える――…。 暫くすると学校方面に歩く出来杉の真向かいから、ボロボロになった少年が走ってくるのが見えた。 出来杉はニヤリと笑った――…。 前へ |次へ |
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