《MUMEI》
妹様御乱心 5
「フラン!何をしてるの!!」
レミリアは普段見せない怒りの感情を表した。
「お姉様……」
フランはそれにおびえている。
「アンタはいつもいつも……」
「言い過ぎじゃない?レミィ」
パチュリーがレミリアを止める。
「レミィ、もう少しフランの事も考えてはどうかしら?」
「そうね……、フラン……」
レミリアが謝ろうとした時、パリンと窓が割れる音がした。
全員がフランの方を見ると、
彼女はもう狂気と化していた。
「みんな消えちゃえば、消えちゃえばいいのよ……」
彼女の通る所が片っ端から破壊されて行く……。
「しまった……」
レミリアが言う。
「丹輝さん、早く逃げて下さい。」
咲夜が俺を安全な場所に行くよう誘導する。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫