《MUMEI》 悪趣味陽菜はパッケージを見てから、僕を見て薄い笑みを浮かべた。 「アンタさ…、あたし以外にも虐められてる?」 意外な言葉に僕が驚いてると、陽菜は続けた。 「怖がりのアンタに、こんな嫌がらせするとか…ウケんね」 そして画面に目をやって、暫くしてから僕を見た。 「ふぅん…。アンタこれ観てなんとも思わないの?…あたしに虐められて嫌な思いしてるくせに女の子が虐められてんの見るのは平気なんだね…もしかして性格悪い?」 「ちっ、違うよ!」 取り返そうとパッケージに手を伸ばしたけど、僕が取り返す前に陽菜が後ろに隠してしまった。 陽菜が…僕のエッチなDVDを持ってる…。 そう考えたら僕の股間が反応した。 「あれ?なんかおっきくなってない?」 それに気付いた陽菜が、クスクス笑った。 「もしかして、この女の人と自分重ねてる?女装させられてもっといじめて欲しいの?このDVDみたいに…。アンタって予想以上に気持ち悪いね」 そう言いながら陽菜が、僕のスカートを捲った。 「それとも女の子の下着が好き?」 「好きじゃないよッ!」 「ふぅん…。じゃあ、こんな下着つけててもなんともない?」 そう言って陽菜が、僕の太ももを指でなぞってきた。 「これ穿きながらエッチなこと考えてるんでしょ?てか、この格好じゃなきゃ興奮できないとか?」 「ち、違うよッ!」 「うそ」 「うそじゃないッ!」 陽菜が僕の大きくなったものに触れた。 「ほら…さっきよりおっきくなってる」 薄いピンクのレースがついたショーツに包まれた僕のソレは、大きくなって苦しそうにしていた。 「アンタって顔に似合わず大きいよね…パンツ破れちゃうかも〜」 陽菜がクスクス笑う。 「なに?これ……」 陽菜が僕自身の先から溢れ出た透明な液体を、指で触って優しく撫でた。 「……ッ!」 ピクンと反応する僕のモノを見て、 陽菜がまたクスクス笑った。 前へ |次へ |
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