《MUMEI》
実行
佐野さんが、不安そうな表情で陽菜に言った。

「でも…あたし、どうやるのかわかんないよ」

「大丈夫、あたしが教えてあげるから…まず、優しくキスしてあげて?」

佐野さんが陽菜に言われた通り、僕に口づけをしてきた。
緊張しているのか、佐野さんの唇は震えている。

「そのまま下に下がって服を脱がしてあげて?」

佐野さんが震える手で、僕の制服を脱がしていく…。

「敏感なとこは、ちゃんと舐めてあげてね?」

陽菜に言われると佐野さんは、舌の先で僕の乳首をつつくように舐めた。

「……ッ!」

思わず声を出しそうになった僕を、陽菜が笑いながら見ている。

「佐野さん、この子…嬉しいみたい」

「ほんとに?眞季ちゃん、嬉しい?気持ちいい?」

佐野さんが嬉しそうに僕に聞いた。

「その下の大きくなったモノも舐めてあげて?」

佐野さんは戸惑ったように僕のモノを見ていたけど、やがてゆっくりそれを口に含んだ。

「あ…ぁ……あぁ…」

下半身が暖かいものに包まれた初めての感覚に僕は、思わず声が漏れてしまった。
佐野さんは、わからないなりに必死で僕のものを舐めている。

「…う…ッ!」

僕は自分でもわからないうちに達していた。
佐野さんの口内は、僕の白い体液で満たされ、口の端から溢れ出ていた。

「佐野さん…それ、飲んであげて?」

陽菜が言った。
佐野さんは苦い薬を飲むように、僕の体液を飲んだ。

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