《MUMEI》 妄想快楽初めて自分の手以外で果ててしまった僕は、複雑な思いでいた。 自分の手以外でイクなら、陽菜の手が良かった…。 そんな僕を陽菜が、呆れたような顔で見た。 「なにしてんの?アンタも佐野さんの服脱がしてあげなきゃ…。 女の子に任せっぱなしにしないで」 陽菜に言われ僕は、渋々佐野さんの服を脱がしていった。 ブラウスのボタンを外すと、白い下着に包まれた大きすぎるくらいの胸が苦しそうにしていた。 ブラウスを脱がしてブラジャーを外すと、片手じゃ収まらないくらいの乳房と、直径五センチはあるような大きな乳輪が、飛び出した。 佐野さんの胸は、なにもかもが大きくて、僕は少し戸惑った。 陽菜だったら、もっと可愛くて綺麗な形してるんだろうな…。 こんなときでも僕は、陽菜の裸体を想像してしまう。 スカートを下ろしてショーツを取り、ピンク色の女性器を見たときもそうだった。 初めて見る女性器だっていうのに、僕は全く興奮できなかった。 でも、陽菜のだったら……そんなことを想像したら、僕のモノは信じられないくらい大きくなった。 それを見て、陽菜は笑っている。 「出したばっかなのに元気だね」 なんて言いながら…。 僕が陽菜の厭らしい姿を、想像してるとも知らずに……。 僕は陽菜への欲求を、佐野さんにぶつけることにした。 射精しておきながら、こんなこ と言うのもなんだけど、やっぱり僕は陽菜以外の女に、興味は持てない。 でも陽菜の体に、触れられる日なんてくるわけがないし、佐野さんだけに集中して勃つわけがない。 だったら陽菜を見ながら、佐野さんと…… そう考えた。 僕は佐野さんの足を大きく広げ、 佐野さんの……? いや…陽菜の敏感な部分に、舌を這わした。 「あぁッ!」 初めての感覚に体をのけぞらせる姿も、甲高い声も甘酸っぱい匂いも、目を閉じれば陽菜のものだと思えた。 陽菜が感じてる…… 僕の舌で感じてる… そう考え、僕は夢中で舐めた。 前へ |次へ |
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