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《MUMEI》 積み木「「「ごちそうさまー！！！」」」と言って皆が食べ終わった。 「あの、良ければ私お皿洗います・・・。」と私は純さんに言った。 「え、いいんですか？、じゃあお願いします。」と言いながら、純さんは台所にお皿をさげに行った。 お皿洗うのって何年ぶりだろう・・・？、生きてた頃以来かな・・・？ ま、そんな事はどうでもいい、今は純さんを殺すんだ・・・。 お皿を洗い終わった。 「純さん、お皿洗えましたよー！」と私は元気良く言った。 「有難うございます、助かります。」と純さんは私に言った。 「あの、他にすることありますか・・・？」と純さんに聞いてみた。 「あ、もういいです、有難うございます。」と純さんが言ったから、私は翔君の所に行った。 「あ、お姉ちゃんだ〜！！」と翔君はキラキラした顔で言った。 「何してるの？」と私は翔君に聞いた。 「積み木してるんだ〜、お姉ちゃんも一緒にやろう！」と翔君が誘ってきたから、私は翔君と積み木をして遊んだ。 その時は殺すことも忘れて―。 「わぁー高〜い！！」と翔君が嬉しそうな顔で積み木を見ていた。 その時にようやく思い出した・・・。 そうだ、私は純さんを殺すために人間界に来たんだ・・・、私を殺した奴を・・・。 憎い、憎い、憎い。と言う言葉が頭の中で回っていた。 前へ |次へ |
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