《MUMEI》

出来杉は、まるで勉学に勤んでいるように机に向かいながら、二人からのテレパシーに集中していた。



出来杉『よし…。


…あとの処置は、こっちでやるから、キミは引き続きドラミ君と武君を見張ってくれ。


…いいかい?……スネオ君の家の上空から離れるんじゃないぞ。』



*リューク『あぁ、分かった…。』



*しずか『いいこと?……私が呼んだら(骨川家の)地下室に降りてきて頂戴。


…アナタにはもう一つ……スパイ衛星を破壊するっていう重要な役割が残ってるから…。』



*リューク『あぁ、分かってるさ。


…まぁ、任せておけ…。クククク…。』



リュークのテレパシーは、頼りなく無責任な態度で笑っていた。

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