《MUMEI》 その、お気楽な笑いの思念波を捉えた出来杉と しずか の表情が曇る――…。 ――…その“任せろ”が心配なんだよ。 *リューク『ん?…なんか言ったか?』 心の中で呟いた出来杉のボヤキ節は、テレパシーに乗ってリュークに聞こえていた。 出来杉『いや…。なんでもないさ…。(笑)』 笑い誤魔化すように取り繕う出来杉がいた。 死神……リュークとの交信は、そこで一旦クローズする。 出来杉『さてと…。 …これで根回しは済んだ。』 *しずか『あとはスネオさんね…?』 キラと腹心の陰謀が、着々と形を成してゆく――…。 前へ |次へ |
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