《MUMEI》 翌日、人魚の蜂蜜を、買い足しに町へと足を運んだ。 町は灰色で、フイリプは息苦しさに、立ち眩みを起こしたが、良質な物を、予め予約しておいたので、迅速に購入出来た。 悠々と町中を、歩き、途中、ショウインドウの中に、蜜色に輝く、金のブロオチを、見付けたので、手土産にした。 蜂蜜と色合いが、類似しているので、人魚は気に入るに違いない、と一人ほくそ笑んだ。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |