《MUMEI》 星空に願いを・・・。「ハァハァ」とりさちゃんは息を苦しそうにしている。 このままりさちゃんの息が止まったらどうしよう・・・。 私はそんな事を考えていたから、涙を流していた。 私の目から涙が溢れ出してくる。 「りさちゃん、りさちゃん!!」と私は言いながら、りさちゃんの体を揺すっていた。 少しでも早くりさちゃんが目を覚ましてくれる事を願って・・・。 でも、りさちゃんは目を覚まさなかった。 息は止まってないから、まだ生きてる。 良かった。 私は家に帰った。 家には誰もいない、私は一人っ子だから。 今日は綺麗な星空だった。 「神様、お願いです。りさちゃんを目覚めさして下さい。」と私は星空に向かってお願いをした。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |