《MUMEI》
星空に願いを・・・。
「ハァハァ」とりさちゃんは息を苦しそうにしている。

このままりさちゃんの息が止まったらどうしよう・・・。
私はそんな事を考えていたから、涙を流していた。
私の目から涙が溢れ出してくる。

「りさちゃん、りさちゃん!!」と私は言いながら、りさちゃんの体を揺すっていた。

少しでも早くりさちゃんが目を覚ましてくれる事を願って・・・。
でも、りさちゃんは目を覚まさなかった。

息は止まってないから、まだ生きてる。  良かった。

私は家に帰った。
家には誰もいない、私は一人っ子だから。

今日は綺麗な星空だった。

「神様、お願いです。りさちゃんを目覚めさして下さい。」と私は星空に向かってお願いをした。

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