《MUMEI》 私はリュークからのテレパシーが飛んできた方向と、遠目に監視しているにしては、やけに詳細過ぎる報告に、ふとした違和感を覚える――…。 出来杉さんからの指示では、リュークはスネオさんの家の上空で、ドラミちゃんと武さんの動きを監視していることになっていたの。 でも、それならリュークのテレパシーは、地下室の天井を通して真上から降りそそいでくる筈だった――…。 何故かリュークのテレパシーは、地下室の壁を通して、横方向から飛んできたの。 その方角にあるのは空き地だったわ――…。 しずか『ちょっと待って…。 …リューク……アナタ、いま何処にいるの?』 /\/\/\/\/\/\/\/ 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |