《MUMEI》 「眠いの?」 「ああ、授業中寝るからノート見せてな!」 山瀬くんは机にあごを載せて、 睡眠の体勢に入っている。 「やだよ」 「‥‥けち」 そうやっていつも笑いあう。 いつものくだらない会話。 山瀬くんは、他の男子とは違ってあんまりうるさくはない。 “クール”って イメージあるかもだけど、 けっこう面白くて、でも爽やかな部分もある。 すごくギャップあるんだよね。 山瀬くんは誰が見てもカッコいいって言う。 紗稀が山瀬くんとよく話すせいか、クラスの女子や友達に羨ましがられたりする。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |