《MUMEI》 ―キーンコーンカーンコーン。 チャイムと同時に授業が終わる。5時間目は睡魔との戦い。 うとうととしてると 前の席の男の子がクルッと、 振り返って話しかけてきた。 「ねーね、内村ってさ、足速いよな!」 「え、そんなことないよ〜」 「そんなことあるぜ?だって50m走、女子でトップじゃん!!」 目をキラキラと輝かせて話す彼。 紗稀も次第に話に夢中になってしまっていた。 前へ |次へ |
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