《MUMEI》
頼れるのは自分
ジャイ子「ぅ…ぅ…ぅ…」



その時、地下のワインセラーに苦しそうなジャイ子ちゃんの うめき声が響き渡ったの!



*リューク『お?……今の声はジャイ子だな?』



リュークもモニター越しに、その声を聞き取ったようだった。



*リューク『ドラミの奴、また驚いてるぞ。…クククク…。』



ジャイ子ちゃんの声は、どうやらドラミちゃんの耳にも届いたようだったわ。



そしてリュークは、私の元に駆け付けると言っておきながら、まだ呑気にモニターを覗いてることも分かったの。



そのいい加減な振る舞いに、遂に私の怒りは爆発した――…!



しずか『 も お い い わ よ !


…こうなれば自分で何とかするから!』

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