《MUMEI》
紅顔の弟。※R-18
【コードギアス反逆のルルーシュR2】
紅顔の弟。※R-18

※ルルロロ←スザク
※ただひたすらにロロが可愛いだけで、特に何もありません。
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = =

部屋に入ろうとした時、後ろからいきなりドンッと何かがぶつかった衝撃が背中に走った。


「兄さん♪」
「ッ!……ロロか…」
「えへへ///驚きました?」

声がした後ろの方を振り返ると、アッシュ系な髪色に少し垂れ目気味な瞳の弟がイタズラっぽく笑っていた。

「もうお休みですか?」
「あぁ…」

そう言って部屋に入ろうとしたら、ロロも続いて入ってきた。

「何だ…」
「一緒に寝てもいいですか?」

改めてロロを見てみると、俺に許可を得る前に寝巻きになっているし、ヌイグルミの枕を抱えて…。

一緒に寝る気満々だった。

「あぁ…ベッドも広いしな」
「やったぁ///」

そう言ってやると、ロロは可愛いく笑いながら俺のベッドに飛び込んでいった。


「兄さん、もっと側に来て下さい、落ちちゃいますよ♪」
「ぁ…あぁ…」

一緒のベッドに横になっているロロが俺の方へにじり寄って来るので、それに合わせて寝返りをうっていたら、いつの間にかはじっこに来てしまっていた。

仕方なくロロの方に向き直ると、思っていたより結構近い。

これよりもっと側に、って事は…。

「俺のスペースが無いぞ、ロロ」

そう言うとロロは俺に向かって両腕を広げてきた。

(…やっぱり)

俺はロロの腕の中に収まるとその背中に腕を回し、ギュッと細くて弱々しいけどしなやかなその身体を抱きしめた。

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