《MUMEI》 t e n s i o n「位置について、よーい‥‥」 ―パーンッ!! ピストルの音がグランド中に響き渡る。 「紗稀ちゃん!!7秒ジャスト!」 「よっしゃっ!!」 拳を空へ高く突き出した。 ―今日の陸上部の練習も終わりへと近付いてきた。 「やっぱ紗稀速いよね〜」 そう言って、お茶を渡す同じ短距離の先輩。 「先輩には及びませんよ〜」 先輩からお茶を受け取ると あっという間に飲み干した。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |