《MUMEI》
濡衣
私はそれを確かめると、密やかな笑みをこぼした――…。



ジャイ子「…うぅ……ぅ…」



私達の足下には、痣だらけ血だらけの小さな女の子が横たわっている。



スネオさんは訳も分からないといった様子で、暫し呆然とジャイ子ちゃんを眺めているだけだったわ。



私は、そんな彼の傍らで怒りに震えた顔を作り上げ、彼の横顔をキッと睨みつけたの…!



そして―――…



しずか「どうしてジャイ子ちゃんが、このセラーに居るの!?」



キンキン声で怒鳴りつけたのよ――…!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫