《MUMEI》 その報告は、武さんが行方不明のジャイ子ちゃんを探すために、ドラミちゃんとコンタクトを取ったことを意味している――…。 しずか『了解――…。いよいよね…。』 *出来杉『だとしたら、しずか君は早く其所(骨川邸)から離れた方がいい。 …この後、スネオ君の家には血の雨が降るからね…。クククク…。』 出来杉さんの思念波は、血を想像して興奮したような、猟奇的な色に染まっていたわ。 しずか『えぇ…。そうさせて貰うわ…。(笑)』 私の笑顔がドス黒い殺気をおびてゆく――…。 私は1階の廊下に横たわるスネオさんのママ(石像)をひょいと跨いで、玄関に歩いていったのよ――…。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |