《MUMEI》
新学期
入学式で運命を感じた彼の名前は美沢和巳という。ぼく、三上佳行とは、偶然にも同じクラス、名前順の出席番号も続きというちかしい間になり自然と友人となり果敢な時期の善き理解者、パートナーとなった。
彼は客間的にみて理想的で勉強も運動もクラスでトップクラスであり、クラス委員なども任されていた。 ぼくは親兄弟の面子を潰さない程度にこなしていたが彼の進路を偶然知り考えを改めた。
そう、彼の進路は医学部だったからだ。
正直家の家系、家族は両親兄たちと皆医師か医大生であり、ぼくとしては、医学部に進む事に対しかなりの抵抗があったのだ。
確かにやりがいのある仕事であるし社会的地位も確立されているが素直に考えられないでいた。
しかし、彼と同じ道を歩みたく精一杯の努力をした。そしてもう一人ぼくの人生のパートナーとなる御園春人とも出会ったのである。御園も美沢と同じ医学部を目指す優等生であた。

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