《MUMEI》

―パシュッ。


夕焼けのオレンジ色に染まったグランド。


部活後、静寂したそこに未だ汗を流している輝くんの姿があった。




「輝くん」





ゆっくりと近付いてみる。





「‥‥紗稀?」




いきなり現れた紗稀に驚いていた彼。でもすぐに笑顔を見せる。



蹴り続けていた足を止めて
紗稀のの所へ歩み寄ってきた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫