《MUMEI》 「部活終わったんじゃないの?」 「自主練だよ。一日200ゴール蹴る。納得が出来るまで」 そう言うと、輝くんは止めていた足をボールに向ける。 無駄のなく放たれたボールは、 美しい弧を描いてサッカーゴールに収まった。 ―パシュッ。 「いつもの日課なんだ」 「‥‥見てても‥‥いい?」 「いいけど。きっと見ててもつまんねぇよ」 そう言って、輝くんは自主練を続けた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |