《MUMEI》

「150ゴール目っ!!」









‥‥輝くんは努力を惜しまない。自分に一切甘えをいれない。



あんなにきついサッカー部の練習をこなしてるのに―。

そのうえ、ひとり残って自主練をする輝くんのユニホームは

泥と汗でぐしゃぐしゃだった。




でもひとつひとつ集中して
ボールを蹴り続ける輝くんの背中







―紗稀はそんな輝くんに
尊敬してしまった。

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