《MUMEI》
i m p u l s i v e
夏休みもいよいよ後半に突入してきた。





「花火大会に誘われた!!?」





―志栞の発言に言葉がでない‥‥。




「うん〜同じクラスのサッカー部の人にね‥‥」




驚く紗稀の反面、志栞はきょとんとしている。

侑理は涼しげな顔をして
コーヒーを一気に飲み干す。

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