《MUMEI》
普通な朝
私は涙を拭う。
どうしたんだろ、私。

「おはよう御座います。」と私は挨拶をした。

「あ、起きたんですか、おはよう御座います。」と純さんは微笑みながら言う。

「翔君は?」と私は聞いた。

「まだ寝てますよ。」と純さんは言った。

「そうですか・・・。」と私は言った。

純さんは何も無い1日だと思っているだろう。
まさか、今日が自分の命日だとは思わないだろう。
今日の夜純さんを殺す―。

これでやっと私の復讐は終わる・・・。
今日は良い日だわ。

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