《MUMEI》
プロローグ
貴方は生きますか?それとも・・・
死にますか?

「・・・またあの夢・・・」
最近変な夢で目が覚めてしまうことがある。
前は1ヶ月に1回って感じだったけど今は、毎日見るようになっていた。
そんなコトより・・・
「今、何時?」

「ヤバイッマジでヤバイ冗談抜きでマジでヤバイ〜!!(泣
何で起こしてくれなかったのアツシ!!」
「起こしたぜ、でも・・・あと10分・・・とか言ってたじゃん!?」
「そこは起こそうよ・・・」

はぁっ、と溜息をついた、そうだった、アツシはこんな性格だった・・・
もう、アツシに何を言っても無駄だった・・・

「アツシ!何のんびりしてんの、はやく学校に行かなくちゃ!!」
「いや〜、君に言われたくないな〜?」
「うっ・・・・・」

図星だ。
こんなことを言っていたら、7:40になっていた。

「あ〜も〜っ!!はやく行かなきゃ遅刻じゃない!!うっ・・・ううっ・・・(泣」
「そんな焦るなって〜♪焦ったてはやく着く訳がないだろう?」
「マイペース、理不尽、脳天気〜!!」
「何とでも言え!!しゃべるより、足を動かせっ!!」

ううっ・・・自業自得・・・(泣)


そんなコトを言い合いながら私達は学校へ急いだ。

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