《MUMEI》 「花火はまだ打ち上がらないから出店行かね?」 花火が始まるまでの間、出店で 時間を潰すことになった。 出店の周囲は人が沢山で すごくにぎわっている。 「あっち〜」 あの4人に気を効かせたのか 輝くんは紗稀の隣を歩くことに。 「まさか輝くん居るなんて思わなかったよ‥‥」 隣を歩く彼にボソッと呟く。 「‥‥お前さ‥‥」 「‥‥何?」 言葉にならない輝くんを下から見上げる。 「何か、浴衣だと雰囲気違うな」 頭をくしゃくしゃとかいて 目をパチパチとさせている―。 前へ |次へ |
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