《MUMEI》
▽
「二重肉太郎?…そんなふざけた名前の一年いたかなあ…」
「いたからいたんだぬん、仲良くなったぬん」
「…なんだよゆう…その話し方」
「肉君の移っちゃったぬん」
俺は肉君に渡されたノートを開いた。
「何それ…」
「ん、肉君が俺の絵みてくれるんだぬん、肉君が先生だぬん」
上手に描けたら俺が好きな漫画の絵を描いてもらえる事になった。
頑張って描いてケン〇ローも描いて貰うんだぬん!下手だけど頑張るだぬんっ!
「それにしても顧問こねーなんてなあ?いったい誰が顧問なんだろ」
「さあ?…、だぬん」
「…まあ…いっか」
「とか言いながら押し倒すなぬん」
「まーまーまーいーから」
俺頑張ってクリ〇ン描いてるのに、畳に押し倒され、チュッと首筋に吸い付かれた。
「っ、ぁん…、描き終わるまで待つぬんッ!!」
「クリ〇ンなら俺得意だから代わりに描いてやるよ」
「なおが?意外だぬ…、んッ、…ぁぁ…っ…」
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