《MUMEI》
「もう真菜帰ってくるよッ!」
「じっとしてろ!すぐ終わるから!」
「もうっ!」
ベルトを外されて手際よく下半身裸にされて。
直哉が一度ヤる気になるとヤらなきゃおさまらないのはよ〜く分かりすぎている…。
俺は大人しく直哉の頭を抱えながら瞼をため息混じりに閉じた。
▽
「それがクリ〇ン?」
「…………」
直哉が描いたクリ〇ンはどう見ても木になる木の実。あの栗の実…。
「違うのか?」
「あ”う゛〜…」
直哉にアニメキャラなんて分かる訳なかった!
だって直哉ん家行くといっつもNH〇しかついてねーし、それに直哉のおじいさんは教育長、お父さんは高校の教師、兄貴は一流大の学生、まあ、お母さんは専業主婦だけど。
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