《MUMEI》 出来杉「ビックリしたなぁ…。」 出来杉は尻餅をついた辺りの衣服をパンパンとはたいている。 しずか「うふふふ…。」 私は妖しく笑いながら、マントから全身を現したの。 しずか「出来杉さん、ドラミちゃん達の様子はどう?」 出来杉「あぁ…。いまは――…」 出来杉さんは携帯電話を耳にあて、地下室の様子を探る…。 出来杉「もうすぐ、スネオがキラを演じ始める頃さ――…。」 しずか「うわぁ、面白そう…(笑) …私にも聞かせて…。」 私は出来杉さんの横顔に耳を近づけると、小さな携帯電話から漏れ出す音声を共有したの。 前へ |次へ |
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